寺島 壽一

寺島 壽一テラシマ トシカズ

TERASHIMA Toshikazu
政治学科
教授

取得学位 博士(法学)(北海道大学大学院)
担当科目 憲法Ⅱ、演習Ⅰ・Ⅱ
専門分野 憲法学
研究テーマ 違憲審査制論
教育・研究への
取り組み
主な担当科目である憲法Ⅱの講義では、統治機構に関する憲法上の主要論点とそれをめぐる学説・運用実例・判例について概説しています。できる限り具体的な事例を通じて、憲法問題の所在を理解してもらえるような授業を心がけています。演習(ゼミナール)では、学生が自ら考察を深められるきっかけを提供できるように心がけています。研究では、裁判を通じた憲法規範形成の可能性と限界に関する探究をテーマとしています。
近著
趣味 これと言って、特技と呼べるようなものはありません。
おすすめの作品 樋口陽一『六訂 憲法入門』(勁草書房)

受験生へメッセージ

「権利の保障が確保されず、権力の分立も定められていないすべての社会は、憲法をもつものではない。」--これは、1789年に発布されたフランス人権宣言の16条の条文です。「権利の保障」と「権力の分立」という内容が伴っていてこそ、はじめて「憲法」と呼ぶに値するのだ、というわけです。この宣言にうたわれていることは、現代の日本にとってどのような意味を、「持っている」のか、「持ち得る」のか、「持つべき」ものなのか。--そんなことをとことん考え合い考え抜いてみる時間が、人生の中にあってもいいと思いませんか?