【2020年度法職講座スケジュール】

ガイダンス 4月18日 ※中止といたします。
講義 4月18日~5月2日は休講とし、5月9日から開始予定です。
※スケジュール表の内容を後倒しとし、8月1日・8日に補講を実施します。

資格取得への近道!!

法学部では、法職資格の受験対策として、「池田粂男記念法職講座」を開設しています。

法律専門職をめざす

「池田粂男記念法職講座」では、現在、法律専門職の資格のうち司法書士と社労士の国家試験のための講座を設けています。

  • 司法書士とは
    法務局や裁判所に提出する書類を個人や会社などに代わって作成したり、不動産(土地や家等)や会社の登記手続を本人に代わって行ったりすることを仕事にすることのできる国家資格です。また、法務大臣の認定を受けた認定司法書士は、簡易裁判所での140万円までの民事事件で本人を代理することができます。
  • 社会保険労務士(社労士)とは
    企業の労務管理や社会保険に関する様々な手続を事業主に代わって行い、また、社会保険や労務、福利厚生、年金などのコンサルティング業務を行うことのできる国家資格です。社労士は、は開業社労士(独立開業)や勤務社労士(一般企業や社労士事務所に勤務)として活躍することが出来ます。

本学教員と本学OB実務家が試験重要科目を徹底指導

法職入門・上級講座

法職入門・上級講座は、司法試験とならび難関試験である司法書士試験の受験対策として、司法書士試験の重要科目を中心にした講座です。 司法書士試験の重要科目とは、民法、会社法、民事手続法(民事訴訟法、民事保全法、民事執行法)、不動産登記法、商業登記法です。池田記念法職講座では、これらの科目を1年をかけて講義します。大学の講義がない時間帯を利用して、入門者向け及び上級者向けにそれぞれ週1回90分間の講義を開いています。講義は、本学OBの司法書士または司法書士試験合格者が担当しています。 また、各学期の講義日程が終了した後には、実際の試験を予測した模擬試験も行われますので、自らの実力を図ることができます。模擬試験のみの受験や科目を個別に選んで受講することも可能です。 受講料は無料。法職入門・上級講座は、目標達成への近道となります。

法職社労士基礎講座

『法職社労士基礎講座』は、社労士になりたい方はもちろん、社会保険や労務について勉強したい方も対象としています。本講座を受講することで、労働基準法を始め、健康保険、公的年金、雇用保険、労災保険など、実生活を送るうえで欠かせない知識を習得することが出来ます。5月から12月(夏季休業期間を除く)の土曜日に講義を実施し、実際に社労士業務を体験することが可能です。講師は本学OBである社労士が担当し、成績優秀者には修了証を発行します。

先輩の声

橋本拓さん(法律学科卒)2018年司法書士試験現役合格

法律関係の仕事をしたいと何となく考えていました。司法書士という目標を持ったのは、法職講座がきっかけです。高校生の頃は司法書士という職業のイメージは全然なかったのですが、法職講座を受けていたときに、司法書士にも一部の訴訟で弁護士と同じ活動が認められていると聞いて、目指してみようと思いました。

左:臼杵裕美先生(司法書士、本学OB)右:橋本拓さん

「池田粂男記念法職講座」とは

本学名誉教授である故池田粂男先生は本講座の創設者であり、意欲ある学生に法職への進路を拓くためご尽力されました。先生の遺産の一部をご寄附いただいたことをきっかけに、本講座は2014年度より「池田粂男記念法職講座」と改称いたしました。