取得学位 | 修士(法学)(東北大学大学院) |
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担当科目 | 民法Ⅰ |
専門分野 | 民法 |
研究テーマ | 中間販売者の法的地位 |
教育・研究への 取り組み |
単なる条文操作技術に留まらない、民法を学ぶことの意義は、人間相互の価値の対立に考えをめぐらせ、何が衡平かを見極め、それを制度や手続に乗せて語ることのできる能力の滋養であろう。それは多くの制度趣旨の把握や解釈論への取り組みなど地道な作業の繰り返しにより、少しずつ身についていくものである。学生がこの果ての無い道に少しでも興味をもつきっかけを提供できれば、望外の喜びである。 |
趣味 | ラーメンを食べること |
おすすめの作品 | (小説)宮部みゆき「火車」 |
受験生へメッセージ
あなたの勉強の目的は? 「受験」、そうですね。「英語は海外で使う。でも古文はいつどこで使えと?」、ごもっとも。少なくとも私は受験生だった当時そう思いました。でも年経てオッサンになった今の私はやはり思います。「どうして私はあの時、もっとちゃんと……!」。
“使わない”(と感じる)知識の習得は、一見無駄に思えます。でも実は見えないところで、確実にその人を変化させています。少しずつ、多様な価値観を産み、それを受け入れられる器を広げ、結果的に柔軟な思考や判断力の基礎となる。おそらくそれを“教養”というのだと思います。ですから皆さん、今やっているその勉強、無駄な知識ではありません。少しずつ、あなたを“教養”ある人間に成長させています。
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