第11回法学部カフェ

「フランス人と話せばフランスが分かる」

フランス・アルザス地方で過ごした少年時代のレジスさんは、夢中になったニンテンドーの「スーパーマリオ」や毎週欠かさずに観たアニメ「めぞん一刻」が地球の反対側の日本から来ただなんて夢にも思いませんでした。成人後、レジスさんは来日を決意、北大で本格的に日本語を学びます。そして、いまや札幌を拠点に、フランス語講師として本学などで教えています。

今回の「法学部カフェ」では、ひとりのフランス人が日本を受容し、日本語を獲得する過程を垣間見ることを通じて、外国人や外国語との出会いの不思議さ、楽しさ、難しさを知ろうというもの。いまではすっかり達者な日本語を操るレジスさんの半生を参加者と一緒になぞることで、フランス語を学ぶ極意やヒントを得んとする、いわばリバースエンジニアリング(分解/遡及)型学習会です。

フランス語を学びたい方はもちろん、他言語や異文化比較などにご興味の向きも飽きさせません。

日時 6月23日(土)15:00~17:30
話し手 レベール・レジス(法学部非常勤講師)
聞き手 中村寿司(法学部教授)
場所 「カフェ・エストラーダ」(豊平区旭町5-2-26)
備考 使用言語 日本語