ゼミ紹介

私たち瀬川ゼミでは、刑法総論・各論における判例や事例問題を基に刑法上の問題点をゼミ生全員で議論しています。前期は、毎回出される課題に対して事前に各々の考えをまとめたレジュメを作成し、課題の各問に対してゼミ生全員が意見を発表します。後期は事前に決めた報告者を中心として前期と同様に全員で議論を行います。
私がこのゼミを履修したきっかけは、もともと犯罪心理に興味があり、法律を学ぶなら刑法がいいなと思っていたことです。本格的に刑法の判例に触れることのできる点を重視して選択しました。このゼミで刑法を学ぶ中で、刑法とはどんな視点で定められているのか、裁判所はどんな考え方で結論を出したのかなどを知り、より法的な視点を持つことが出来ました。また、ゼミ生全員に意見発表の場があるため、自分とは異なる意見も聞くことができ、多角的なものの見方が自然と身についていくと感じます。
瀬川ゼミは正解・不正解を問う場ではなく、自分がどう思ったのか、どう感じたのかを素直に言葉にできる場です。論理的に人に伝えることが苦手な方も瀬川ゼミなら安心して意見交換をし、力を伸ばすことができると思います。刑法を面白いと感じた方、様々な人の意見が聞きたいと思っている方、自分の言葉で話せるようになりたい方は、ぜひ瀬川ゼミを検討してみてください！