谷口 雄郎たにぐち たけろう)さん
(北海道大学職員)
OB・OG紹介 北海学園大学法学部報No.42(2020.1.20)より
-本日インタビューをさせていただくOBは、大学の防災対策を担っている谷口さんです。どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
-学生時代はどのようなご活動をされていましたか?
写真部に入っておりました。写真だけでなく、そこでできた仲間との交流の方も楽しかったです。今でも付き合いがあります。あと、バイクが好きなので、友達とツーリングしたりキャンプもしました。学業では、ゼミで勉強しましたが、どちらかというとゼミ旅行などのイベントの記憶の方が多いです。試験は......、これも友達に助けられました。友達が一番の財産です。卒業後には銀行に就職したのですが、転職して、今の職場におります。
-今、お仕事では総務課でリスクマネジメントをご担当ですね。昨年北海道では大地震がありました。その前後のことをお聞かせください。
リスクマネジメントは昨年できた新しい担当で、私はそこの係長職になりました。ミッションは、大学における様々なリスクと、災害対策です。災害対策ガイドラインはありましたが、より詳細なマニュアルが必要だと話していた直後に、地震が起きました。我々も避難所開設などできる限りの対応をしました。その後、これを教訓に、情報集約や災害対策体制の見直しが必要ということになり、先生方はじめ多くのご協力を得て、でき上がったのは今年の3月です。ゼロからのスタートで、今後ブラッシュアップが必要ですが、最初のマニュアルを作ったことは重要だと考えております。
-本当に重要で、かつ時宜に即したお仕事をされておりますね。さてここで、後輩へのメッセージをお聞きしたいのですが、いかがでしょうか。
この仕事を始めてから、防災の大切さを改めて知りました。後輩に対してとは限らないのですが、どこにいても、防災意識を頭の片隅に置いて欲しいです。最低3日分の備蓄品も備えましょう。避難所に行く場合も、自分の備蓄品を持っていきましょう。これからは、ひとりひとりによる「自助」、そして周りの人と互いに助け合う「共助」の考え方が大事だと思います。
-たいへん重要なお話でした。ありがとうございます!