酒井 博行

酒井 博行サカイ ヒロユキ

SAKAI Hiroyuki
法律学科
教授

取得学位 博士(法学)(同志社大学大学院)
担当科目 民事訴訟法Ⅰ
専門分野 民事訴訟法
研究テーマ 当事者主導の民事訴訟審理、および、その実現のための基盤整備(特に、証拠・情報の収集手続の実効化)に関する研究
教育・研究への
取り組み
民事訴訟の審理を充実させ、かつ、迅速な審理を行うためには、当事者や弁護士が手続の早期の段階で事件に関する主張や証拠を主導的に提出することが必要ですが、そのためには、当事者や弁護士が自ら持っている情報や証拠だけではなく、事件の相手方や第三者が持っている情報や証拠を入手できるようにするための手段を整備する必要があります。私は現在、このような問題について研究を進めています。教育面では、民事訴訟法上の基本原則や概念についての知識を教えるだけではなく、答えが複数あり得る民事訴訟法上の問題について、どのような理由でどのような結論を支持するのかを学生の皆さんに自分の頭で考えてもらうことを心掛けています。
趣味 読書、音楽鑑賞、落語鑑賞
おすすめの作品 (映画)C. チャップリン(監督・主演)「独裁者」
(文学作品)石牟礼道子『苦海浄土』(講談社文庫)

受験生へメッセージ

受験生の皆さんが社会の中で生活していくうえで、様々な問題に遭遇することがあるかと思いますし、新聞やテレビ、インターネット等での報道で、北海道をはじめとする地方、日本国内、海外で起こっている様々な事件・問題について知る機会も多いかと思います。法学部で学ぶ、法律学も政治学もいずれも、我々が普段生活している社会の中での様々な事件や問題と関係する、身近な学問分野だと思います。法律学・政治学の基礎的な知識を身につけたうえで、社会の中の様々な事件や問題について、自分の頭を使って色々と考えてみたいと思っている受験生の皆さんが、1人でも多く、北海学園大学法学部に入学して下さることを願っています。