教員紹介

教員紹介

官田 光史

法律学科
官田 光史 准教授
Kanda Akifumi

教育・研究活動
主要担当科目 歴史学
研究テーマ 太平洋戦争期の法と政治
教育・研究への取り組み これまで太平洋戦争の時代の憲法や政党のあり方について研究してきました。その成果も踏まえつつ、授業においては史料を読んで考えることをとおして、現代日本の歴史的な文脈の探究に取り組んでいます。具体的には、専門講義の日本法制史では古代から近現代までの法全般や近現代の非常事態法を、教養科目の歴史学では政党の歴史を中心に政治・社会史を扱っています。また、法学部の基礎演習では政治学者・矢部貞治(やべていじ)の日記や関連文献を素材として、大学での勉学に必要な長文読解力や文章表現力の修得に取り組んでいます。
その他
受験生へのメッセージ 「史料を読んで考える」ことは、そう難しいことではありません。例えば昔の新聞なら、とりあえずこれまでの知識や常識にとらわれずに、今日の朝刊を読んでいるような気持ちで紙面を眺めてみてください。そうすると、いろいろなことが書いてあることに気付くはずです。史料からは、歴史の教科書にも載っていないような出来事、もっといえば多様な可能性や価値観が過去に存在していたことが分かるでしょう。そのなかには現代社会に対する見方が変わるような発見もあるかもしれません。そうした発見について皆さんと語り合う日がくることを願っています。
趣味・特技 音楽鑑賞
おすすめの作品 THE BLUE HEARTS「人にやさしく」
出前講義
もし国会がなくなったら?―戦争の時代から考える― 太平洋戦争末期の日本では、空襲が激しくなるなかで、国会(帝国議会)を開けなくなったらどうするかという問題が現実味を帯びてきました。明治憲法がつくられてから50年以上にわたって続いてきた国会を失いそうになったとき、政治家、官僚、ジャーナリズム、そして国民は国会の存在意義を改めて問いなおしました。その議論をとおして、近現代日本における議会制度や選挙制度の意味を考えます。
明治の「北海道ツアー」―浅羽靖と北海道旅行倶楽部― 浅羽靖(あさばしずか、1854~1914年)は、北海英語学校の校長を務めたことなどから「北海学園の父」と呼ばれています。こうした教育者としての活動の一方で、彼は友人たちとドイツをお手本にして北海道旅行倶楽部を結成し、「北海道ツアー」を企画しました。このツアーは単に余暇を過ごすためではなく、日本人のライフスタイルを変えるためのものでした。その内容に光を当てることで、国際環境も視野に入れて明治の社会や文化のあり方に迫ります。